家を高く売るのは相場を知ることから|意外と知らない調べ方を学ぶ

家を売るときはまず相場を調べるのが鉄則

家を売るとなった場合、なにもわからないのですべて不動産業者に任せてしまうという人がとても多いです。しかし、そのやり方では家を売ったときに数百万円の差が出てくる可能性があります。家の売買は大きい金額でやり取りをするため、数百万円の差はあまり感じないかもしれません。

数百万円は、大きな金額ということを頭に入れておきましょう。損をしないてためにも、自分の家はどのくらいの価値があるのかを把握しておく必要があります。

家を売る前に相場を調べるメリット

家を売るときに相場を把握しておくことで、不動産会社が査定した評価額を照らし合わせ、家を売るための適正な価格に設定されているか
判断することに役立ちます。

不動産会社が査定する評価額は、査定方法にもよるのですがあくまでも指標であり、相場とは差が出ることが多々あります。卓上査定は実際には現場を見に行かなくても査定が出せるので、訪問査定のほうがより確実性があります。

家を売る前に自分でできる相場の調べ方

相場を調べるサイトと特徴をまとめましたので、それぞれ比較してみてください。

レインズマーケットインフォメーション

国土交通省指定の不動産流通機構が運営しているため、約1年以内に売買されていた家や土地などの価格情報がわかります。

一括査定サイト 現在売り出し中の物件価格を見ることができ、自分が売りたい家に似た物件を探せます。
土地総合情報システム 国土交通省が発表しているサイトで、地価公示などがわかる。
不動産ポータルサイト 買いたい側として検索すれば自分の家と似た相場がわかります。

土地総合情報システムを利用する

国土交通省が一般向けに公開している、不動産取引価格の情報や地価公示都道府県地価調査を調べることができるサイトです。都道府県や市町村を選べば、土地や建物の実際の売買価格を見ることができます。

標準値や基準地も把握できますので、情報件数も約345万あるため、自分の似た土地が探せるでしょう。

一括査定サイトを利用する

ネット上で家の情報を入力するだけで、家の相場を調べることができるサービスです。無料で利用できるところがほとんどですが、不動産会社によって査定額がばらつくこともあります。

一括サイトのよいところは、時間がなくてもインターネットで入力すれば、複数の不動産業者の査定を受けられるのです。それぞれ比較をしてみれば、大まかな相場がわかります。

レインズの取引情報を検索する

過去1年間の不動産の取引事例や、情報を公開しているサイトです。都道府県と地域を入力するだけで検索することができますが、取引件数が少ないと選択できない県もあります。

検索対象取引は毎月10万件程度ですので、自分の地域は該当しない可能性も高くなります。都心などもあまり情報がなく、地方のほうが情報が多いのが特徴です。検索結果の前に注意を促す文字が出てきますが、OKを押して前に進んでください。

約1年以内の取引情報がグラフになって表示され、その下に物件情報が表示されますので、似た物件があるかを確認してみましょう。実際に取引が行われた金額ですので、信頼性があります。

複数の不動産のポータルサイトで比較する

物件情報を扱っているサイトにアクセスし、地域を選んで物件を参照します。サイトによって登録されている物件の情報が違うため、複数のサイトを周り、物件の情報を集めて相場の予測に役立てましょう。

売りに出されている物件は売手側の希望価格ですので、そこから交渉に入ってもう少し値下がりすると思っておいてください。実際の販売価格と希望価格が1,000万円変わってくるということもあり得ます。

家を相場よりも高く売るには

家をすぐに売却したいと思っても、思うようにいかない場合値段をすぐに下げてしまいがちです。しかし、方法によっては相場よりも高く、ものすごく値下げをしなくても買手が見つかる可能性があります。

販売力のある不動産会社を見つけること

自宅周辺の売買実績(媒体数と成約数)や、得意としている不動産の分野をリサーチし、一戸建ての家の売却に強い不動産会社を探し出すのが重要です。どうしても不動産会社というのは「マンション売却が得意」「賃貸系が得意」など分かれています。

家を売ることが得意な不動産会社は実績がありますので、ホームページで確認してみましょう。不動産会社にとって、たとえ不得意な依頼をされても決して断ることはしません。そのため、自分自身で見つけなくてはならないのです。

営業熱心な担当者を見つけること

親身になって相談に乗ってくれたり、査定額に対する質問にしっかりと答えてくれるかなど、営業担当者の対応で見極めることが重要です。また、過去の成約実績がどのくらいあるかなど、経験豊富なベテランにお願いするとよいでしょう。

中にはベテランでも上から目線で依頼を受ける人も稀にいますので、自分に合わないと思ったら担当か店を変えたほうがよいです。まずは、担当する人に会ってみて、第一印象がよいなと思ったら話を進めてみても遅くはありません。

手入れの行き届いたきれいな物件であること

住宅は、立地が売買の大きなポイントになりますが、傷みや劣化は物件の魅力が低下します。このため、住宅の傷の状態や程度などにもよります、クリーニングや掃除をしておくことはもちろん、劣化した部分の修繕は行っておいたほうが、よい印象を与えて高く売れる場合があるのです。

また、住宅だけでなく、周囲のゴミや雑草といった環境も整備しておいたほうがよいといえます。買手の立場となって、自分の家の中を改めて確認してみましょう。

入念な下準備を行って家の売却を成功させよう

下準備さえ終わらせれば、家を売ることまであと少しとなります。そのためには、できるだけの知識を持って不動産会社の担当者と入念な打ち合わせが必要となります。自分の希望販売価格はどうしても高くなってしまいがちですが、最終的に決めるのは自分自身ですので、地に足をつけて価格を決めていきましょう。

家を売るといっても昔住んでいた大切な家ですので、買手にいかに大事にしていたかということも伝えておきます。大事にしていなかった家は誰も買手が見つかりません。自分の家を感謝の意味を込めて売却準備をし、少しでも高く家を購入してくれる買手を見つけましょう。