【マンションの売却期間】売却を成功させるためのポイント

体験談を元にベストな売却期間を考える

マンションを売却すると決めたら、まず最初にどのような方法で売却を行うのがベストなのかを考えます。そのために役に立つのが、実際に売却を行った人の体験談になります。売却をスムーズに行うためにも、売却体験談の失敗や成功などを参考に、マンション売却を成功に導くための方法を学ぶことが大切です。

マンションを売却にかかる期間の平均

マンションの住み替えを考えている方であれば、マンションの売却にかかる期間を知るのは重要なことです。売却の期間がわかれば、逆算し、住み替え計画をたてやすくなります。そこで、売却にかかる期間について説明していきます。

売却にかかるトータルの期間は3から6ヶ月

住宅を売りにだして、すぐに買い手が見つかる人もいれば、なかなか見つからず、長い時間が過ぎてしまう人もいます。一般的に、売却にかかる平均的な期間は3~6ヶ月です。家が売られる期間は、運や縁も関係してきますが、家の所在するエリアも関係しています。

不動産の売買が活発なエリアといえば、都心部になります。都心部のエリアは利便性が高く、不動産の価値も保全しやすいところが人気の理由となっています。売買情報が流れた直後に完売してしまうこともあります。また、都心部ではなくても、交通の便がよい場所などの立地のエリアなどは人気があり、買い手がつきやすいと言われています。特に不動産売買の盛んな首都圏の売却平均期間は3.04ヶ月だと言われています。

【買い手がつきやすい条件】

都心エリア、または都心からのアクセスが良いエリア

駅から徒歩圏内

公共施設や教育施設が充実している

家の周りに、公園や自然が多く、住環境が整っている

大手不動産会社の物件

築年数が浅い

敷地面積が広く、部屋数も多い

マンション内のメンテナンスが整っている

共有スペースが充実しており、ジムやスーパーなどの設備の多いタワーマンション

人気の高い沿線上にある

都心エリア、または都心からのアクセスが良いエリア

駅から徒歩圏内

公共施設や教育施設が充実している

家の周りに、公園や自然が多く、住環境が整っている

大手不動産会社の物件

築年数が浅い

敷地面積が広く、部屋数も多い

マンション内のメンテナンスが整っている

共有スペースが充実しており、ジムやスーパーなどの設備の多いタワーマンション

人気の高い沿線上にある

手続きにかかる期間は1ヶ月から2ヶ月

まず、家を売ると決めたら不動産会社を見つけ、不動産の査定をしてもらいます。売却における一番重要なポイントは、不動産会社の信頼と相性です。査定は一社だけではなく、比較検討するためにも、複数社の査定結果を見て判断します。

信頼できる不動産会社を見極めるポイントは、宅地建物取引業の免許番号があるかどうか、担当者がしっかりと話を聞いてくれるか、メリットやデメリットをきちんと伝えてくれるか、連絡をマメにしてくれるか、要望にもきちんと対応してくれるか等を見て判断することができます。逆に、一方的な話をされたり、こちら側の質問に答えてくれなかったり、連絡がマメでない場合等は要注意です。

そして、信頼できる不動産会社が見つかってはじめて、不動産売却に必要な活動が行われていきます。売却活動期間中は、すぐに買い手見つかることもありますが、なかなか見つからないこともあります。また、購入してもらうには、住宅ローンの審査などの手続きが必要となります。そのため、最短に不動産売却が進んだとしても、物件の引き渡しには、少なくとも1から2ヶ月ほどかかってくる計算になります。

目標期間内に売却できなかった例

マンションを出来るだけ、早く売却したいと売りに出してはいても、なかなか売れなかったり、目標期間を決めていたのに、その期間すら過ぎてしまうということも考えられます。そこで、実際に、目標期間内に売却できなかった例をご紹介します。

40代・会社員
値下げをしたがなかなか売却に至らない
長い間マンションが売れず焦ってしまい、売却希望金額から300万円値下げ。しかし、それでも買い手が見つからないまま3ヶ月が過ぎてしまったが、不動産会社との契約更新。しかし、次の更新でもマンションが売れないのではないかと、ストレスを感じている。

マンションは安い買い物ではないので、売却にもある程度の時間がかかります。もちろん、売れない期間が長引くと、ストレスも溜まってきます。売却をスムーズに進めるためには売却するタイミングを見極めることと、余裕を持って行うことが大切です。

30代・自営業
不動産業者を変えるか迷っている
マンションを売るために、大手不動産会社と媒介契約を結んだにも関わらず、売却できず契約期間満了が近づいている。出来るだけ早く売却したいので、媒介契約方法を変えるか不動産業者を変えるか考えてしまう。

マンションを売るために、大手不動産会社と媒介契約を結んだにも関わらず、売却できず契約期間満了が近づいている。出来るだけ早く売却したいので、媒介契約方法を変えるか不動産業者を変えるか考えてしまう。

大手不動産会社と媒介契約を結んでいるのであれば、不動産会社に手数料が確保できるというメリットが加わり、やる気を出して、不動産売却活動に取り組んでくれます。しかし、不動産会社によっては、媒介契約という売却活動に安心しすぎて、積極的な活動から遠ざかってしまうこともあります。そのため、媒介契約方法を変えるか不動産業者を変えるかを考える必要もあります。

40代・会社員
検討してくれているが売却には至っていない
マンションを売却するにあたり、大手不動産会社と契約しているが、もうすぐ更新が近づいている。1組が内覧に来てくれて、購入を検討してくれてはいるが、予算がギリギリで返事をもらえていない。適正価格で売りに出しており、決して高いという金額ではない

たとえ、多くの人が興味を持ってくれたとしても、適正価格だからという理由で値下げしないと、買い手を見つけるのが難しくなります。早期売却を考えているのであれば、尚更、売り手が買いやすいように値下げを行います。タイミングよく、値下げしてあげることで、お得感が出るので購入を検討してもらいやすくなります。また、事前に値下げできる値段を決めておくのも戦略のひとつです。

マンションをスムーズに売却するためのポイント

マンションを売却するのであれば、誰もがスムーズに売却したいと願うはずです。そこで、マンションを売却するために必要なポイントをご紹介します。

いつまでに売却するか目標を立てる

まず、マンションをスムーズに売却するためにも、目標としたい売却期日を決めておくことが重要です。いつまでに売りたいかという目標期日を明確にすることで、値下げをするなどのタイミングを見極めることができるようになります。

  • 売り出し開始後の戦略としては、ある一定の期間を決めて、値下げ体制に入るのが有効です。値下げするベストなタイミングでいえば、3ヶ月や半年です。専任媒介契約をしている場合でも、3ヶ月ごとの更新が必要とされています。そのため、3ヶ月が売れないと判断し、値下げの動きに移るべきタイミングだといえます。また、長く売れ残っていると、そのマンションに何か問題があるのではないかと思われる可能性が高く、それが原因で更に売却できないことがあります。売却する金額は、事前に売却希望価格と値下げして売ってもよい価格の両方を考えておきます。

自分にあった媒介契約方法を選ぶ

不動産業者の媒介契約は、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3つが存在しています。契約方法については、それぞれのメリット、デメリットがあります。下記の表を参考にすると、自分にあった契約方法を確認できます。媒介方法の選び方は、不動産の売却をどのような方法で行いたいかによって変わってきます。

信頼の厚い不動産会社にめぐり合い、完全に、その不動産会社に仲介をお願いしたいのであれば専属専任媒介契約、自分も不動産会社と同様に買い手を探しながら、不動産会社にも集中して仲介をお願いする場合は専任媒介契約、気になる不動産が複数あり、一社だけにはお願いしたくない、そして、自分でも買い手を見つけたいのであれば一般媒介契約を選択することができます。

一般媒介契約 専任媒介契約 専属専任媒介契約
契約できる不動会社の数 可能な限りOK 1社 1社
他の不動産屋の仲介で成約した場合 営業経費のみ必要 違約金あり 違約金あり
自分で買い手を見つけた場合 問題なし 営業経費のみ必要 違約金あり
状況報告義務(依頼者へ) 特になし 2週間に1回以上 1週間に1回以上
レインズの登録 任意 契約締結日から1週間以内 契約締結日から5日以内

価格交渉を前提に価格を決める

現在の不動産市場では、価格交渉は当たり前のように行われています。そのため、売り出し価格を決めるのも重要ですが、価格交渉があるのを想定した上で、価格設定を行います。売り出す価格設定には、本来の売りたい価格を演出するための工夫が必要です。そのためにも、まずは下記の参考例のように査定額を把握し、売却したい目標額を定め、売り出し価格を導きます。

【マンション価格設定の例】

  • 査定額3,000万円 売却したい目標額3,100万円 売り出し価格3,300万円
  • 査定額2,600万円 売却したい目標額2,600万円 売り出し価格2,900万円

売る時期を見極める

マンションをスムーズに売るためには、不動産が動きやすいといわれる時期やタイミングを知ることも重要です。特に、不動産が売れやすい時期は、子供の入学などにあわせた新生活のタイミングとなる4月、そして社会人として異動や転勤が集中しやすい10月となります。下記がマンションを購入しようとする人のスケジュールになります。

【4月が目安となるタイミング】

マンション購入を検討する人のスケジュール
4月 新しいマンションでの新生活がスタート
3月↑ 引越し準備
2月↑ 気になった家の内見や交渉(値引き交渉など)
12月↑ 不動産会社や金融機関への相談
10月↑ インターネットを使い物件の検索

買取での売却も検討

マンションを売る方法には、買取と売却の2通りがあるといわれています。まず、マンション売却のメリットは、自分の希望通りの売却価格で売却することができる可能性が高いことです。しかし、売れない期間が長引いてしまうと売却することさえ難しくなってしまう現状もあります。このように、マンション売却が難しいのであれば、不動産会社にマンションの買取を依頼します。

マンション買取を依頼するデメリットは、市場価格より安くなってしまうことです。しかし、不動産業者がリフォームして売ることを前提としているので大抵のマンションは売却することが可能となります。

目標期間内に売却するために準備は万全にする

マンション売却は売り出し開始から、いかにスムーズに売れるかがポイントになります。いつまでに売却を完了させたいかを考え、準備をしっかりと行ってから実行に移すことが成功の秘訣になります。逆に、売却期限を決めずにずるずると売れない期間が長引いてしまうと、最悪の場合、売れないというサイクルにはまってしまいます。確実に売却するためにも、目標をきちんと立てた上で、値引きなどの対応にも応じながら、売却にもっていくことが重要となります。